みんなのペチカ vol.115 1部に出場
いつもの通り受付を済ませ出番までカラオケで練習。
喉を開くために一曲歌うのだが、今回はオリンピックの時期以来ということで「ジャンヌ・ダルクによろしく」を歌いたく、しかしひろのさんも好きなはずなので、「歌いたいのなければ私からいれるけど」としっかり断りを入れてから歌った。断りを入れた時点でひろのさんは「歌いたい歌なんかねえよ」と言っていたが、曲名が表示されたときに悔しがっていた。その後ひろのさんは「SMILE」を入れて、イントロの時点で、「あっちもあった」と2度悔しがっていた。
最後にぎょんが”あっち”こと「東京VICTORY」を歌い、何故かワンコーラスで演奏停止し喉開き完了。
ネタはミスなくできた。
これまで緊張からかミスがあるのが当たり前みたいな状況が続いていたが、最近はそこまでないのかもしれない。
「この状況、当たり前じゃねえからな」ということだ。
中MCではMCのおおぞらモードさんにそのブロックの全員が呼んでもらえた。
全員で出るということは「おもしろくて選出される」ということではないのだが、身を寄せ合って舞台上にいて他のコンビのコメントを背中越しに笑っていると、「私は今、ライブに出ている」という実感があふれて非常に嬉しくなった。
(普段は「ライブに出ている」というより、「お金を払って自分がおもしろくないと確認させてもらっている」に近いと、このとき改めて考え直せた。)
キングオブコント準決勝で話題だったおおぞらモードさんがMCならなおさらだ。
中MCでは長山さんに「お久しぶりです」という導入からこちらから大学時代の話をした。
これは伝えたかったことで、やりとりとしてもお二人にしっかりおもしろくしてもらって成立して終わったと思うのだが、舞台から降りたあとに後悔に襲われた。
「果たして本当に舞台上で言いだすべきことだったのだろうか」「引き出されたわけではなくわざわざ自分から言いだして、それに見合った結果が得られたのだろうか」「アマチュアの身分である私はプロの方の流れに身を任せるべきではないか(おおぞらモードさんはどんなことをしてもおもしろく処理してくれるのだからそんなことを考えることも失礼なのだが。)」と。
前回、中MCで呼ばれたときにはこちらから何も言い出せなかった後悔があり、その反省を活かした今回は言いだしてしまった事による後悔があった。
どちらの分岐を選んでも後悔がある。
会場を出て昼食。タパスタパスで。
軽くネタを振り返る。
初めて漫才でウケた感覚があった。今回の仮説は間違っていなかったということだ。逆に、大喜利ボケしかないので段積みが一切できず、ウケにムラがあるという欠点も見つかった。このシステムを伸ばすということはすべてのボケを当てにいけるようになるということだ。
その後、北参道のレンタルスペースを予約。予約時間まで明治神宮を散策。
ぎょんはお守り売り場の前でお守りの値上がりに文句を垂れていた。ジジイ化。
レンタルスペースに到着し、いつもはもろもろの話題が済んでから録っているラジオを今日は初めに録ることにした。
次回のライブが決まっておらず、特に直近のために練習する必要がないこともあり、結果的に退室の時間までラジオを収録することになった。
結果としては今回の収録はうまくいかなかった。1つは手応えがあったが、それ以外はイメージする方向に行けなかったり、間延びや停滞する箇所、事前準備不足があった。取り終えてから「あそこでああいうことを言ってちゃんと処理するべきだった。」というのがあった。長時間収録したがボツにする基準は変えないのでボツは多いと思う。
「ひとつひとつのことを処理してから次に行く。いちいち俯瞰に立ち返って状況を説明する。リアクションを取る」当たり前のことをやっていかないといけない。
まあ、基本的には普段喋っていることを録音しているだけで、それを公開するかしないかでしかないのだが。
北参道にはファミレスがなく、新宿三丁目まで移動しガストで夕食。
注文時に、ぎょんが紙のメニューに「ライス大盛り無料」と書いてあるのに対し、タッチパネル端末には「ライス大盛り +50円」と表示されているのに気づいた。ひろのさんは「店員呼んで聞く?」と焚き付けた。私は「外国人の店員さんばかりだから長引くよ」と忠告したが、ぎょんは店員を呼ぶボタンを押した。結局外国人バイト相手に2回説明し、日本語がわかる店員にもう一度説明して、紙のメニューの表紙に原材料高騰のための価格変更の注意書きシールが貼られていることを指摘されて決着となった。
ここで「完全に自分が間違っていた」と非を認められたら正常で「いや、店が悪い」と食い下がったらクレーマーだと思うが、ぎょんは「痛み分けだな」とクレーマーへの道を暗示する発言をしていた。
食後に今後の作戦会議をした。
今回のネタは中MCでも「システム」を評価してもらえたので、システムをそのままにソフトを入れ替えて継続してよいのではないかという話になった。
ひろのさんはソフトを入れ替えて継続させることに否定的な雰囲気を出していた。
とりあえず、このシステムに飽きるまでは継続するということになった。
最近、ネタやボケの方向性を作る前段にある仮定が伝わっておらず、私としては議論の外にあるような提案される事が多いと感じることが増えてきた。毎回このような作戦会議の場で「今回ウケなかったのはこのようなところが原因なので、次はこのようなネタを作る」と宣言しているのだが、その仮定が伝えきれていない。
今回で言えば、上手くやろうとしてウケないという現実があり、そこから「ヘタでもウケるネタを作る」という前提でネタを作ったのだから、そのシステムのネタではうまくなろうとしてはいけないと思うが、そこを簡単に曲げようとしてきたりする。
そのあとはおなじみの、「このままでいいのか?」という私の弱音が出たのだが、結局現状の「普段のライブと賞レースの行き来をするしかない」という結論になり解散した。
いよいよお笑いをやるようになって10年が経つ。
今まで単独ライブをやることを最終目標に「単独ライブが一回できたらこの人生は終わっていい」と思いやってきたが、もう区切りをつけようと思う。
「単独ライブをやる」ということがこのゲームのラスボスだとすれば、到達できたのは「ステージ1の中ボスをあと少しで倒せるところまで」といった具合だろうか。1面しか遊べていないソフトを手放すのは心苦しいが、10年やってここまでしか進めないならクリアはできないだろう。
「お笑いが好きだが向いていない」という信じがたい事実を、これから受け入れていかないといけない。
その後の人生として、今年は1人でできる別の自己実現の方法を模索していた。自分の好きな題材で、飽きがこない、継続できる方法。答えは出ていないが、来年度はそちらに重点を置こうかと思う。単独ライブをやること以上の夢は見つけられるだろうか。
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